教員紹介
Chiaki Ueda
[ 色彩画像処理研究室 ]
実は高校入学当初は文系志望で、得意科目は国語でした。将来のために大学を調べたら、面白そうだと思う内容が尽く理系の学科だったので理系になりました。ついでに教員なんて職業絶対に嫌だとも思っていました。人生何があるかわかりませんね。
インドアな趣味ばかりなので基本家にいます。手芸したり絵を描いたり世界を救ったりしています。
カラー画像処理を広いテーマとして、高齢者向けの画像処理や家庭向けカラーマッチングシステムの開発など行っています。人は色を認識する際に、模様や他の色との組み合わせ、心理的な効果など様々な影響を受けています。これらを考慮してディジタル画像を扱うことができれば、画像処理の精度を向上させることが出来るのではないかと試行錯誤しています。
色彩に関する効果や視覚の特性などを画像処理に応用することで、人の感覚に適したディジタル画像処理を行う研究をしています。例えば、人の視覚は、年齢が上がるにつれて視野が暗くなり、特に短波長の色の識別が困難になっていきます。高齢者にとって見やすい画像を作るため、加齢変化を考慮した画像処理の研究を行っています。また、高齢者視覚研究の他に、ディジタル画像における「明度」と、人が感じる明るさである「知覚明度」の間には差があることを考慮した画像処理についても研究しています。
→ 上田先生へのインタビュー記事もご覧ください
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