教員紹介
Nobuyuki Kawabata
[ 知的通信システム研究室 ]
高校時代は夜な夜なインターネットの世界をさまよっていました。あの頃インターネットに接続するにはプロバイダに電話をかける必要があり、テレホーダイという通話が定額になるサービスを利用しないと大変なことになるのですが、定額になるのは23時〜8時だけだったので色々工夫して頑張っていました。あの時感じたインターネット黎明期の空気は今でも忘れません。
最近はなかなか時間が作れずにいますが、ドライブに出かけたり、山を登ったり、離島を散歩したり、楽器を眺めたりしています。
普段の生活や仕事の中で気づいた「あの技術が使えたらいいのにな」という課題に対して、情報通信・人工知能の応用方法を考える研究を行っています。
「知性」をシステムに組み込むにはどうすればよいか、アルゴリズムの開発と応用の両面から研究しています。人工的な知性、いわゆる人工知能には「強いAI」と「弱いAI」があると考えられており、これらは一般に汎用的であるか、特化的であるかによって区別されます。
強いAIは、大規模言語モデルの登場によって能力が劇的に向上し、世界を変えようとしています。しかし、それによって弱いAIが不要になるわけではなく、むしろコンピューター性能の向上によって応用範囲が拡大し、ますます重要度が増していくと考えています。
この扱いやすく応用しやすい「弱いAI」の高度化についてアルゴリズムの研究を行うと同時に、システム監視や移動ロボットの位置推定など、実際のシステムに組み込む方法についても取り組んでいます。
連絡先E-mailにはすべて末尾に @ous.ac.jp をつけてください。
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