情報工学科座談会(2)

大学のキャンパスについて
クラ:大学に入ってから一番おもしろいエピソードはありますか?おもしろいというか、自分でびっくりしたとか、なんかショックだったとか、勘違いしていたとか、そういう学科とか大学とかのことで。
谷本:大学が坂の上にあるとかですか(笑)。
能勢:坂の上にあるのはしんどいです。
谷本:びっくりした。こんな山の上に大学があるんだって。今研究室がある建物もゼロ階から始まるのはなんでやねん!って。6階建てなのに最上階は5階って。
クラ:エレベーターがないから、階段で登らないとならないので、健康的ですね。私も谷本さんと同じ5階に研究室があるんで足腰が鍛えられましたね。

学食と寮について
谷本:理大のいいところっていえば、学食。食堂がたくさんあって、メニューの種類が多い。
能勢:結構ありますよね。
谷本:うどんとか、カレーとか。
能勢:僕の好きなのはカツカレーです。
富山:よく行っているのはうどんですかね。
藤田:自分は寮に住んでいるんで、休み時間は寮に帰ったら授業に間に合うんで、戻って食べてます。
クラ:どんなものを食べるんですか。
藤田:寮は火を使うことはダメなんで、レンジで作れるようなものとか。
谷本:でも寮って、朝から天ぷらとか出てくるんじゃないんですか。西門のほうの寮は。
クラ:作ってくれるんですか。
藤田:業者の人が来て作ってくれて、それを朝起きて食べたりします。
能勢:門限はありますか。
藤田:門限は午後11時です。
富山:門限過ぎたら寮に入れないんですか。
藤田:そういうことだと思います。
クラ:私も2年間寮に住んでいましたよ。午後11時になったら鍵がかかって朝6時まで出入りできなかったです。だけど、金曜日の夜にはみんなで掃除をしたり、寮に住む人同士でコミュニケーションをとったりしていい経験になりましたね。

方言について
クラ:教員や学生同士で面白いエピソードはありましたか。
藤田:方言がおもしろいと思いました。語尾に「じゃけん」とつけるところが。
クラ:よく「なんとかじゃ」ということが多いですね。
谷本:岡山の人は、直ぐという言葉を「ちゅん」というところに驚きました。「今からそっちにチュンで向かうわ」とか「この課題チュンで終わらす」とか。
藤田:自分の住んでいるところだと、そんなん、昔話で聞いたことなかったから。おじいさん、おばあさんしか使ってないと思っていました。
能勢:方言はうつりますか。
藤田:他県から来た学生は、あまり岡山弁がうつりませんね。イントネーションが全然違うから岡山の人はこんな風にしゃべるんだろうなと思いながら、自分は関西弁でしゃべっています。
谷本:ダメのことを「いけん」というじゃないですか。あれはどこから来てるんですか。
能勢:それはわからないけど、よく使いますね。
谷本:クラ先生はちょくちょく岡山弁を使いますね。
クラ:そうですか。
谷本:多分無意識にしゃべっていると思うんですけど。それがちょっとおもしろいです。
クラ:外国人の先生が岡山弁をしゃべるところが面白いですね。

授業のエピソード
クラ:授業のことで何かエピソードとかありますか。
能勢:勘違いの事でいうと、クラ先生が授業の時間を勘違いしていたところがおもしろかったです。専門英語の授業で1時限目が10時40分までなのに10時45分と勘違いして。
谷本:クラ先生は割と時間を間違えますよね。
クラ:次の講義が11時55分から始まるから、45分までと勘違いしていたね。私も笑ったし、みんなも笑いましたね。
谷本:過去を振り返ると、案外嫌だと思っていたテスト勉強も、みんなでやっといて楽しかったなって。
能勢:おおー。
谷本:4回生になってテスト勉強がなくなって、みんなで家に集まって朝まで勉強するとかいうことがなくなってちょっと寂しいなと思います。一生懸命やっていたらいい思い出になるなって思いました。
クラ:3年生のときにみんな何が一番きつかったですか。
谷本:エンジニアリングデザイン実習Aの人間関係ですかね。
クラ:グループで一緒にやる実験だね。
谷本:コミュニケーションを取りづらい人がいて。
クラ:なるほどね。
谷本:実験が朝から夕方までずっと続いて一日一緒にいるんで大変でした。

研究室配属と時間割など
クラ:2年生のときに何か大変なことがありましたか。
能勢:2年生の時は特にはなかったですね。3年生になって研究室配属はどこの研究室に行けばいいか悩みました。
クラ:そのときどうしたの。
能勢:とりあえず、興味のある研究室を訪問したりしました。先生と話をしたりしてその時いいなと感じた研究室に決めました。
谷本:先生との相性が大事じゃないですか。4年生で1年間付き合うことになりますから。
クラ:富山君は1年生の藤田君に何かアドバイスがありますか。
富山:単位はたくさん取ったいたほうがいいです。ちゃんと単位を取っていれば3年生になったとき楽になると聞いています。
クラ:藤田君はなにかありますか。
藤田:入学後のオリエンテーションのとき時間割を作るとき、先輩の意見を参考にしたら、この授業はきつくないとか、めっちゃためになるとか、そしたら、担当の先生が代わっていてえっーというのはありました。
谷本:それは教えた4回生が悪いと思います。科目名じゃなくて先生が楽やでとか、言わないと。
藤田:大学生になって休みづらくなりました。高校生だったら、風邪ひいたから休みますって連絡するけど、大学生になって連絡をしないでいいので休んだらさぼっているって思われるのは嫌だなって。
クラ:それはそうですね。自由があるけど、責任があるから自由がないって感じだよね。

情報工学科のいいところ
能勢:情報工学科のいいところってありますか。
谷本:わりかし先生方が優しいところかな。
能勢:どぎつい先生はいないかな。
谷本:授業でユーモアをはさんだり。そこは笑わないといかんのかっ、みたいな。
能勢:あります。あります。
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