専門的な学び
講義科目は,情報工学に関する共通分野を基本に,ハードウェア,ソフトウェア,ネットワークの3本柱教育に基づいた専門科目を各年次に配置しており,段階的に専門知識を学ぶことができます.2年次からは,ITコースとCEコースのいずれかを選択し,自身の目指すエンジニア像を意識した学びに発展します.そして3年次には,各分野に関する実験・実習を通じて,より実践的な技術として身に付けていきます.最後に4年次の卒業研究を通じて,これまでに学んだ情報工学に関する幅広い知識と技術を最大限に活かしながら,次世代を切り開く新しい情報技術の開発に挑戦します.
ITコース
ハードウェア,ソフトウェア,およびネットワーク技術の基礎をなす各種の知識とこれらを使用する場合に必要となる基礎能力を身につけ,社会人としての一般教養を持ち,情報技術を活用する仕事に携わることができる技術者を養成します。
CEコース
3分野の技術の基礎をなす各種の知識とこれらを応用する能力を身につけ,コミュニケーション力,高い倫理観,問題解決能力を兼ね備え,コンピュータエンジニアリング分野の業務において主体性を持って問題解決に当たることのできる自立した技術者を養成します。
1年次
情報系の学習に必要な基礎的内容の科目を学ぶと共に,コンピュータ・ロボットを使った科目を通して体験的学習を行います。
共通分野
- 情報工学フロンティアⅠ・Ⅱ
- 応用数学Ⅰ
- 情報リテラシー
- コンピュータ演習
ハードウェア分野
- コンピュータ工学Ⅰ
- 電気回路
- 論理回路Ⅰ・Ⅱ
2年次
3本柱の分野を横断的に学習します。
共通分野
- 情報数学Ⅰ・Ⅱ
- 情報理論
- 基礎・応用プログラミング
- 応用数学Ⅱ
- 情報と職業
- データ構造とアルゴリズム
- オペレーティングシステム
ハードウェア分野
- コンピュータ工学Ⅱ
- 組込みシステム
ソフトウェア分野
- 数値計算
- 画像処理とCG
ネットワーク分野
- 情報通信基礎論
- コンピュータネットワーク
3年次
共通分野
- 実践プログラミングⅠ・Ⅱ
- アドバンストプログラミング
- 情報処理実験
ハードウェア分野
- 並列処理
- オートマトンと言語理論
- 情報工学実験
ソフトウェア分野
- 機械学習・AIプログラミング
- 人工知能
- マルチメディア工学
- ソフトウェア工学
- データベース
- システム工学
- ディジタル信号処理
- インタラクティブシステム
- エンジニアリングデザイン実習
ネットワーク分野
- ワイヤレスネットワーク
- 暗号とセキュリティ
- ネットワークセキュリティ
- コンピュータネットワーク実習
4年次
興味がある分野の研究室に所属し、新しい情報技術やシステムの研究開発に取り組み、自らの研究成果を卒業論文としてまとめ上げます。
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