「フレッシュITあわ～ど2025」の作品部門にて「Team SSAP」チームの大学院修士2年 佐藤俊幸さん、大景健矢さん（片山研究室）、情報工学科4年 喜讀杏奈さん（島田英之研究室）が「最優秀賞」並びに「総務省中国総合通信局長賞」を、アイデア部門にて修士1年 川上寛人さん（近藤研究室）が「優秀賞」を受賞しました。 「フレッシュITあわ～ど」は電子情報通信学会の中国支部学生会が主催するコンテストで、作品部門ではアイデアをカタチにしたアプリケーションやIoT作品、アイデア部門では2025年のテーマ「手の込んだ手抜き～面倒なことはコンピュータにやらせよう～」に沿ったアプリやIoTシステムのアイデアを競います。

 Team SSAP（佐藤さん、大景さん、喜讀さん）の受賞作品『Scoring System with Assist Pen ～まるつけをサポートする採点システム～』は、教員やティーチングアシスタントの採点業務を支援するためのシステムです。普段の赤ペンに小型デバイスを取り付け、丸付け後のカウント操作で点数を自動的にデータ化し、集計作業を効率化します。 採点を完全に自動化せず、先生と学生のコミュニケーションを大切にするために「まるつけ」を残しつつ、アナログの温かさとデジタルの利便性を両立させる仕組みが評価され、最優秀賞および総務省中国総合通信局長賞作品として選ばれました。

川上さんの受賞アイデア『あなたの台所に「手の込んだ手抜き」を』は、食材を投入するだけで献立に合わせた下ごしらえを自動で行うIoTシステムの提案です。専用の調理機器に予め食材を投入しておくことで、仕事や学校から帰ってきたときには最適な味付けや下ごしらえが完了するもので、献立や栄養バランスを考えるという日常的に誰もが感じている手間を解決できる点が評価され、「優秀賞」として選ばれました。

受賞、おめでとうございます。