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AIなら何でもこい!頼れるアニキ、小田哲也先生に突撃インタビュー!

お知らせニュース受験生在学生2018.01.18

小田先生
― 本日は、2017年度より着任された新任教員、小田哲也先生への突撃インタビューです。さまざまな分野の研究を進めておられますが、その中でも最近力を入れている、AI分野の研究についてお話を伺いたいと思います。お若くて、学生にとっては身近なアニキのような存在の先生ですので、そんな雰囲気もあわせてお伝えできましたなら。

  

 

■研究について

 
― まずは、小田先生のご研究について教えていただけますか。
 
小田: AIをさまざまに応用する研究を行っています。たとえば災害が発生したときに、ロボットの集団に支援物資を持たせると、道なき道をAIで判断しながら被災地まで届ける、といった基礎技術ですとか。まだシミュレーションの段階ですが。
 
― AIが人命を救うのですね!
 
小田: タブレット端末をぶらさげたドローンをたくさん飛ばせて、避難中の人に避難経路や避難場所を教えたりできるかもしれません。
 
― なるほど。では、非常時だけでなく、もっと身近なAIの応用は何かお考えですか?
 
小田: 最近、AIが囲碁の世界王者を破ったというニュースがありましたよね。ならば格闘ゲームで、無敵のAI闘士を生み出すこともできるはず。ネットワーク対応の格闘ゲームにAI闘士を参戦させて、プロのトッププレイヤーを打ち負かす、というのが究極のゴールです。
 
― ネットワークの向こうにいる相手も、まさかAI闘士にボコボコにされたとは思わないでしょうね。
 
 

■教育について

 
― 小田先生は、着任してすぐ「応用数学II」の講義を担当されましたね。着任前に準備期間があったとはいえ、いきなりの講義は大変だったのでは?
 
小田: 準備したつもりだったのですけど、実際に学生を前に講義してみると思った通りにはいかなかったという反省があります。来年度は、もっとうまくやりたいです。
 
― 新規科目の担当はベテラン教員でも大変ですからね。こんな講義が理想、というのがありましたら教えてください。
 
小田: 数学の教え方を身に付ける必要を感じ、「数学教育学」の勉強をしました。簡単なことを学ぶことで、いつの間にか難しいことを理解してしまっているような、つまり「小は大を兼ねる」ような講義ができたら最高なのですが。
 
― 作家の井上ひさしさんの言葉を思い出しました。「むずかしいことをやさしく。やさしいことをふかく。ふかいことをゆかいに」。そんな講義ができればほんとうに素晴らしいことですね。
 
 

■小田先生のコト

 
小田先生― ご自分をひと言でアピールしていただけますか。
 
小田: ひと言、「研究者」です。いい意味でも悪い意味でも。
 
― いい意味では?
 
小田: 好きなことに熱中して、もう底なしに、のめり込みますね。どうなっているかをひたすら考え詰めて、それに関係する技術もすべて調べ尽くさないと気が済まない、というたちです。
 
― なるほど。では、悪い意味では?
 
小田: ひとつのことに集中しちゃうので、その他のことがおろそかになってしまうところです。家事が雑になったりとか。
 
― では、家事を研究してみたらどうでしょう?
 
小田: さすがに、そうはしたくないと思う自分がいて。
 
― 単に面倒くさいだけでしょう!
 
小田: でも、料理は大好きなんですよ。すごくこだわって唐揚げ作ったりとか。ただし、台所はむちゃくちゃに散らかったままになりますけど。
 
― ある意味分かりやすいというか…。ところで、岡山に来られて、いかがですか?
 
小田: 僕はカレーがあれば生きていけるたちなのですが、岡山のカレー屋さんを知らないので、まだおいしいカレーを食べれていなくて。
 
― カレーといえば、青いカレーってお好きですか?
 
小田: そんなのはまだ食べたことがないです。なんで青いカレー?
 
― いやまあ、こちらの話です。詳しくは上田先生のインタビュー記事をどうぞ。それはともかく、岡山は天気がいいでしょう?
 
小田: ええ、さすが「晴れの国」ですね。でも、僕が洗濯物を干すときに限ってなぜか雨が降るんですよ。
 
― 人生そんなもんです。では、岡山理科大学の印象は?
 
小田: 最初、高いところにあるなあと思いましたが、いろいろなルートもあって、実際には見た目ほどではなくて、ほっとしました。お気に入りの自転車で通勤しています。
 
― 情報工学科の印象はいかがですか?
 
小田: まず、教育に非常に力を入れているという印象があります。先生に導かれて学生がよく頑張っているし、それに、先生と学生との距離がとても近い感じなのが本当にいいですね。
 
― 社会人になってみて、思うことはありますか?
 
小田: お給料をいただくのだから当然ですが、まずは講義にしっかり力を入れないと、と思います。そして、少しでも大学や社会の役に立てるような研究ができれば本望です。
 
― 休日はどのように過ごされていますか?
 
小田: 休日も研究のため大学にいることが多いですが、たまに自分の部屋にいるときは、エレキベースを弾いたりしています。サイケデリック・ロックとかの作曲もよくやります。あ、そういえば、AIを使った作曲も研究してますよ。
 
― やっぱりお話は研究に向かうのですね。AIに、どうやって音楽を教えるんですか?
 
小田: 音楽を、電子楽器の制御信号であるMIDI信号で表現して、AIに大量に学習させます。
 
― 音楽を学習したAI に、どのような指示を与えれば作曲してくれるんですか?
 
小田: そこなんですよ!AIに小説を入力するとですね、文章を解析して、場面に応じて楽しい音楽や悲しい音楽なんかを即興演奏してくれるようなものを考えています。さらに、AIが場面に応じたイメージ映像も自動生成してディスプレイに表示する予定です。
 
― 音楽に小説に映像に、まさに全部入りですね。面白いものができたら、見せてください。音楽といえば、小田先生はときどき、情報工学科の施設である音響情報実験室で実験をされているそうですね。どのようなことを?
 
小田: 音響情報実験室では、スピーカーの特性を計測しています。いま、VR環境で立体音響を出すのに適したスピーカーを試作しているところなんです。
 
― 幅広い研究をされているんですね。趣味と研究に垣根を設けずに、まるごと楽しんでいる姿がまぶしいです。
 
 

■高校生へのメッセージ

 
― では、そんな小田先生から、これから受験される学生さんへ向けてメッセージをお願いします。
 
小田: 大学に入る前に、何でもいいので何かに興味を持ってそれを心底面白がって、自分の中のポテンシャルをどんどん高めてほしいです。みなさんの中にそんな潜在能力があれば、それを大学でどっと解放してすごいエネルギーを生み出せますから。
 
― ダムの水を放流するようなものですね。では最後に、着任してからのエピソードなどありましたら。
 
小田: 着任してしばらくしたころ、アパートの電気を止められちゃったことがあります。あれこれに熱中するあまり、引っ越し後の手続きをうっかりしていて…。
 
― 小田先生らしいですねぇ。
 
小田: 結局、冷蔵庫の中のものが全部ダメになってしまって。あと、僕はチョコパイとかすご好で。誰チョコパイ持っせてんまか
 
― なんだか文章がバグってきたぞ。読者のみなさま、すみません。実はこのインタビュー記事、小田先生が開発したAIが、本人の代わりに答えていたんです。
 
小田: イヤイヤイヤちょっと待ってくださいよ!僕はさっきからここにいて、喋ってるじゃないですか!
 
― さあ、果たして真相は…。これからは、メディアの向こう側がAIなのか人間なのか、ますます区別がつかなくなる時代になりそうです。小田先生、まだ誰も見たことがない面白いものを、いっぱい見せてください!
 
聴き手:クラ・エリス(情報工学科・講師)
© 2016 岡山理科大学 工学部 情報工学科
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